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Z1000R再生?

2017-12-22 07:56:56

ずーーーーーっと何年も放置されていたZ1000Rを動くようにようにして車検を通してというご依頼。

夜の暗い場所で引き取りをしたので 「それではお預かりしますね。 完成したらご連絡させていただきます。」

と、簡単にお受けしたこの車両。 次の日にマシンをまじまじと見てびっくり仰天。

それは長年海に水没でもしていたかのようなアルミもスチールもみんな酸化していて、車検どころではなく、一体どこの部品が機能して、どこが機能していないかも判別が難しく、見積りをするにも見ただけでは何もわからない状況で、当分途方に暮れていました。

しかも車検が切れているというこもあり、試乗が出来ず、さらに見積りが困難な状況。

まずはエンジンがかからないことには走行はできませんので、クランクの回転を確認してからエンジンオイルを抜いて変な物が出てきていないかを確認、キャブレターのオーバーホール、スパークプラグを交換してクランキングすると、マフラーから大量の茶色い水がぶっ飛んで国道2号線に向かって噴射してしまいました(泣)

まさか本当に水没してたのか???

ブレーキマスターシリンダ、キャリパーは完全にシールとピストンが固着していたので、分解してオーバーホール。

押し引きでホイール周りからのガタのような違和感を感じましたので、ジャッキアップしてみると完全にベアリングにガタが出ておりこちらも交換。 ちなみに今回の画像はかなり磨いたり部品を交換した後なので、これでもかなり綺麗になっており、最初はこんなものではなくそれはそれは凄いことになっていました。

頼まれたわけではないのですけど、メンテナンスをしながら錆びたボルト、ナット類は新品に交換したり、タッチアップペイントをしたりしながら作業を進めていくと、だんだんと見れるようになってくるともう止まらなくなり、スタッフからは 「それお金いただけるの?」 と問われると、「いーや、気になるから勝手に綺麗にしてるだけ。 ウッドストックで作業したオートバイが街に出て綺麗じゃないと嫌じゃんか」 と心配してくれているにも関わらず、自分のマシンをレストアでもするようについついやり過ぎてしまいました。

全体が茶色だったオートバイは茶色のボルトがシルバーになり、茶色の部品が黒くなり、茶色の部品が白くなり…

緑は自分では塗れないのでそのままです…

明らかにこれだけピカピカで逆に違和感のあるオーリンズのサスペンションが新品になりました。

このあとやっとこさ車検を受けて試乗してみるとキャブレターの同調に問題が見受けられ、ステムベアリングの状態がよろしくなく妙なハンドリングでしたので、こちらも調整、パーツ交換をしましたらバッチリ走るようになりました。 やっぱりベアリング類は新品がよろしいですね。

まだまだ、まだまだ、突っ込みどころは満載ですけど、手をかければ手をかけるほど、よみがえっていくもので、それでも予算にも限りもありますので、缶スプレー片手にパーツを外してはシュッシュと塗ったり、穴のあいたシートのあちらこちらに補修用にテープを貼ったりして、安価な修正を施しました。

今このマシンを見るとこれでも綺麗には見えないかもしれませんけど、最初の状態を知っている人なら、良く頑張ったねと褒めてくれるくらいかなーり綺麗になったと思います。 実は周りからあまり褒めてもらえなかったので自分でアピールのブログでした。

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