打倒!最新型 ~ボロ魂を見せてやるぜ~
80年代のとてもシンプルなフロントフォークの全部品です(部品少な~っ)。
今どきのものとは違いスプリングとOILの粘度のみで動きが決ってしまいます。
CB-Fで使用しているのですが、長いインナーチューブ、バネレートの高いシングルレートのスプリングにプリロードを更にかかるようにスペーサーを追加して、とても硬いOILで無理やり減衰を効かせていたのですが、さすがに物足らなくなったので、Racetech社のエミュレーターKITを使ってみることにしました。
これで普通のOILを入れても減衰が出ることと思います。
ゴールドの部品がそのKITで、上のノーマルのインナーロッドに追加工しました。
新品のピストンリングとブッシュとオイルシールを組んで、リフレッシュします。
社外品の高価なフォークや、今どきの高性能な純正フォークを流用しても良いのですが、見た目が古いくせして良い動きが出ると、なんだか勝ったような気分になるのでやっちゃっています(おそらく…オーナーも同じ気持ちだと思います)。
後は、車高やフォークオフセットなどを合わせてあげるとよく走るバイクになるでしょう。
僕もこのオーナー様もシブい改造が好きなので、いつも楽しい仕事をさせていただいてます。
…マフラーは辛かったけど
またまたこのFですが、怪しい部品を作る計画になっています。
完成したらまた紹介しますね。