エンジン不調とZのメンテナンス

シリンダヘッドから異音がするということでいろいろ調べていました。

音の感じからタペット付近ではないかと思いバルブクリアランスを測ってみたところ、音の原因になるほどのクリアランスではなく…

結局、シリンダヘッドを分解することになったわけで…

すると下の画像でわかるでしょうか?

インテーク側のバルブとピストンのリセスの角が当たっていました。

バルブも少し曲がっているようで…

しかし、なぜバルブとピストンが干渉するのかが不明で、なんでなのでしょう?

国内仕様なのでカムシャフトはリフトが少ない仕様だし、昔のオートバイと違ってレブリミットはきちんと効いているだろうし…

バルブ、バルブスプリング周りは交換した方がよさそうです。

バルブが曲がったまま乗っていたのでバルブシートも荒れていたので、かなり念入りにシートカットしないといけなそうです。

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こちらはヘッドカバーからオイル漏れのZ2

ヘッドカバーガスケットとカムプラグを交換しました。

この車両は見えないところまで綺麗にまとめてあり、非常に美しいオートバイで、手入れも行き届いているので、とても整備しやすく個人的にも好きな車両です。

これだけ綺麗にしていると、オイルがにじんだり、何か不具合があったときに発見しやすいのでいつもいい状態で乗っていただけるのでいいとおもいます。


タンクを取り外しても配線などは綺麗にまとまっています。

もう何年も経ったマシンとは思えませんね。

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今回もフロントフォーク、リアサス、前後キャリパー、ブレーキマスターシリンダのオーバーホール

前後タイヤ、エンジンオイル、エレメントの交換など多数整備しました。

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