ジェネレータローターの軽量化
ブロスのジェネレーターローターとスターターのワンウェイクラッチの部品の軽量化をしました。
ローターの軽量化は長所と短所がありまして、吹け上がりが早くなり、よく回るようになるのですが、トルクがなくなり、エンジンブレーキの効きが大きくなります。
今回程度の軽量化だと短所的にはそれほどでもないかな?
以前にGSX1100Sカタナでレースをしていたころには完全に取っ払っていましたけど、エンジンのツキは物凄くよくなり、パワーも上がりましたけど、エンジンブレーキが効きすぎてしまいライダーは扱いが難しくなったようでした。
ローターは穴を開けれるところにはドリルとエンドミルで機能に必要のない部分を軽量化
外周は一番効いてくるので、タイミングのマーク部分だけ残して旋盤で削り取りました。
一番大変だったのが下の画像のワンウェイクラッチのハウジング
これはネジ部分を残してポケットミル加工をそいました。
これはさすがにマシニングを使わないといけないし、材質がやたらと硬いので時間がかかりました。 ゆっくり削らないと刃物がもたないのです。
またまたなのですけど、これも組んでしまうと見えなくなるのですね。