ブレンボクラッチマスターシリンダ
ブレンボのレシオクイックのクラッチマスターシリンダをGSX1100Rに装着してみました…
ブレーキホースも作り変えて、エア抜きもしっかりしました…
が…
が…
エンジンを始動して、クラッチを握って、一速に入れたらマシンが前に…
なんで?
クラッチが切れていません。
エア抜きができていない?
と思い、もう一度しっかりエア抜きしてみましたが結果は同じです。
ウッドストックにお預かりしている隼やGSX1400などのスズキのマシンに削り出しのブレンボマスターが付いていたので問題ないとおもっていたのに…
ちなみにGSX1100Rはクラッチシリンダのピストン径は36ミリで、隼は38ミリなので、GSX1100Rの方がクラッチは切れやすいはずなのに。
だって、だって、どちらも16ミリピストン×18ミリピッチのレバーの設定ですよ(クイックレシオはL16とL18の可変です)
結局、お客様と相談して、削り出しのもので試してみましたが…
普通にクラッチ切れてる…
しかも軽くなってとても操作しやすくなりました。
しかし、この不思議な現象に納得いかないので、ブレンボジャパンに問い合わせたところ…
どうやらそのとうりのようで、同じピストン径で同じレシオのはずなのに、なぜだかレシオクイックタイプは切れにくいということでした。
今さら困りますよね。買ってしまったわけだし…
最近、ちょっと悲しい出来事その一でした。