シリンダヘッドポート加工
GPZ1100Fのシリンダヘッドのポート加工です。
今日はずっとゴリゴリとハンドドリルにリューターを付けて削りまくりました。
写真は途中経過の模様です。
もう何度もしてきた作業ではありますが、数日同じ動きの力仕事は大変でござります。
っていうか、Zは削らないといけない量が多すぎなわけでして、
ボアアップしたり、ハイカム組んだり、FCR組んだりしている車両は少しでも無駄な突起物を削り取るだけで、パワーが出るとおもわれます。
最初はハンドドリルで大雑把に削ってあげて、細かいところは歯医者さんにあるような小さいリューターで削ります。
下の画像のように大きいもので削ると、小さな凹部分は歯が当たらないので、いろんなツールが必要になります。
IN、EXの計8個のポートを粗削りするだけで数時間かかってしまいました。
いわゆる筒の部分をゴリゴリ削るのは力任せなので早いのですけど、バルブシート周り(この地味な部分がパワーを出すキモなんですよね)は丁寧に削るので時間がかかってしまいますね。
そして今日の収穫!
少し前までシリンダヘッドの一員として働いていたアルミ達です。
右の手首が辛いですが、明日もがんばります。
でも、仕上げのペーパーは粉塵との格闘でして、これまた違う意味で辛いのです。
メカニックを目指し始めたころ、ポップヨシムラさんがポート研磨をしている写真を見て、なんともカッコよく、憧れていましたので、辛いとか痛いとか言ってはいけませんね。