全日本ロードレース選手権岡山大会なり
全日本ロードレース選手権岡山大会
GSX-R1000K9の村上選手は公式練習で負傷し欠場となりまして、CBR1000RRの光元選手のみ一台の参加になりました。
なんでメーカーの違うマシンが2台いるかというとですね、数年前まではウッドストックではショップ自らの資金でマシンを作って、ライダーに乗ってもらって全日本に参戦してきたのですけど、今はレースをしたいライダーが自らマシンを買ってきて、ライダーの限られた資金でレースをし、ウッドストックがマシンを速くするお手伝いをしているという体制になっています。
マシンの重整備やサーキットでのセットアップなどはウッドストックで対応しているといった感じです。
基本的なメンテナンスはライダーが自分でしているというような、純粋なプライベーターなのです。
そんな具合で頑張っている光元選手ですが、天候不順な路面状態に悩まされながらも、とてもJSB1000クラスには初参戦とは思えない走りで、予選13位になりました。
最後は少々濡れた路面でも勇気を出してスリックでアタックしたライダーに抜かれてしまったようでして、やっぱり悩んだときにはスリックということなのでしょうね
下の画像は非常に献身的に頑張ってくれたスタッフの面々です。(喜久川さん自ら暖気までしてくれて、光元くんもさぞ緊張したことでしょう)
訂正
緊張していません。 なんなんでしょうか、この人…
でもさすがに決勝のグリッドでは緊張しまくりのはず… が、
なんで真面目に写真に写ることができないのでしょうか?
そんな病気らしいので、なんだか可哀想ですね。
しかも、このときグリッド上で“少し前に伊藤真一選手がいる~” って喜んでました。
一緒にレースをするライバルなのに、普通にファンになってましたがレースは大丈夫なのでしょうか?
やっと一枚だけ普通の写真を発見したので載せときます。
腕を組んでバカなライダーを睨んでいるのが私であります。
でもそのおバカは走ると凄くて、しつこいですが、初めての1000ccで全日本のレギュラーライダーと堂々と渡り合って、なんと11位でフィニッシュしやがりました。
上出来すぎです。
走る前まであんなだったのに。(でもほんとは凄い緊張していたのですけどね)
スポット参戦では最上位です。 しかも、たぶんですが、お金出せば普通に買えるタイヤを使っているライダーの中では最上位だと思います。(違っていたらごめんなさい)
とにかくごく普通のCBRです。
普通のマシンをきちんとセッティングしたら速く走れることを実践してくれたことはとても良かったと思います。
ずっとこのブログで言ってきたことですので、少しは説得力があるかなと。
また細かいセッティングの内容をお話できる範囲で紹介しますね。