バイク壊すのやめて今年は決勝走ろうの巻
ウッドストックレーシングチームで走っているライダーが持ってきたフロント周り
何気に見てたら何やら見慣れない部品がくっ付いていまして…
良~く見るとフレームらしきものが何故かあります。
昨年の悪夢の転倒で分断されてしまったフレームがステムの上下の間に挟まれていました。
なかなか見ることのできないフレームの内側の構造ですが、とにかく厚さがない。
2mmあるのかな? っていう程度で、しかも鋳物ですので、非常にたよりなく思えました。
軽くするためなのか? 旋回するための計算でこうなっているのか解りませんけど、溶接でないところが割れるのが驚きでした。
エンジンでもそうなのですが、壊れた部品を見るのが好きで(そんなフェチではないと思うのですけどね) レースなどの極限の領域で部品たちがどんな仕事をしていて、どんなふうに限界を迎えて壊れたのかが大変興味があります。
ただその後には修復という仕事が待っているので楽しいばかりではないですけどね。
フロントフォークのアウターチューブは曲がっていて、ステムも歪んでいました。
ほんとにフレームはペラペラですよね。
これだけフレームが壊れてもステムは少し歪んでいるだけでした。
ステムは少し剛性を落とした方が良く旋回するかもね?
何しろマシンを壊しまくった2010年(村リンだけですが)
2011年は転ばずに決勝走ってほしいものです。