キャブレターOH
CB1100Fのノーマルキャブレター
当分乗っていなかったので、オーナー様が自分でオーバーホールしてみたところ、見事に燃料がだらだらと流出したとのこと。
早速、分解してみたら、油面がバラバラ。
まったくガソリンを吸い込めないくらい低いものや、どう見てもオーバーフローするだろっていうくらい高いものがあります。
フロートはオール樹脂性なので油面を変えることはできないので、フロートバルブとともに新品に交換しました。
するとばっちり。 あたりまえですけどやっぱり新品ですね。
でも、機種が古いせいかフロートの金額は一個4千円以上でした。 4個必要ですから、なかなかお高いですよね。
こちらは古いフロート。
バルブの受けのところが変形してバルブをいいポジションで支持できていませんでした。
無理やり曲げて治してやろうとしましたが、バキッって折れやがりました。
樹脂なので長年にわたりガソリンにさらされていると素材がやられてしまうのかな?
インジェクションの時代なのにウッドストックにはたくさんキャブレター仕事がやってきますが、このような作業はどんどん減ってくるのでしょうね?