リアブレーキ周り
JSB1000のリアブレーキディスクの取り付けがこんなことになってしまいました。
なんと3回目のデザインの変更です。
なにが大変って、後輪の車速センサーを取り付けないといけないので、その車速ローターを絶妙な位置に付けないといけません。
しかも、ホイールの脱着をスピーディーにする必要がありますので、いろんな工夫が必要に…
ディスク径も当初、外径200mmの予定で5セット用意していたのに、リアのキャリパーの取り付けが困難なことが発覚して土壇場で220mmになりました。
しかも、しかも、現在ホイールが5セットあるので、ボツになった部品も5セット分。
新たに作らないといけない部品も5セット分。 ほんとにもったいないですね。
そんなこんなで用意したのに使えない部品が早くも満載となり、歯がゆい日々が続いております。
車速ローターもワンオフでウッドストックで削り出しです。
普通ならレーザーカットで作るような形状なのですが、もう外注でお願いする時間の余裕がないので、図面を描いてマシニングで製作しました。
そのとなりにあるのが、アルミで作った車速ローターの裏板。
車速ローターの裏にスチールのブレーキディスクが接触しているとセンサーのくぼみに来ても磁力が途切れないかもしれないので、薄いアルミの板をサンドイッチする作戦です。
もう嫌なくらい作っては追加工、作ってはやり直しを繰り返しており、新型初年の洗礼を受けている感じですね。
それでも、ありがたいのは自社に加工機械があることで、素早くリカバリーができるので、なんとか形になりそうなくらいにはなってきております。
でも形になってからがスタートですので、これからも苦悩は続くのでしょうね~。