大きいエンジンと小さいエンジン
GSX-R1000のエンジン
レースで使用しており、走行距離の限度がやってきましたので、オーバーホールをすることに…
もう少の間使う予定でしたが不慮のトラブルで思い切ってこの時期になりました。
とは言ってもエンジンが壊れたわけではありませんので…
レース使用の場合、各パーツごとに走行距離の計算をして、その距離を走ったら潔くエンジンを分解して部品を交換すると共に、"早くなーれ、早くなーれ”と呪文を唱えながら、パーツを削ったり、磨いたりして組み付けます。
バルブ周りは迷わず交換しちゃいます。
バルブシートのカットもしましょうね!
ピストン周りも交換します。
コンロッドは交換しませんけど、メタルは当たりがきつかったので今一度クリアランスを測定してみないと…
このエンジンも来月のレースまでに間に合わせないといけないので少々プレッシャーがかかります。
で、いつも大きな排気量のエンジンばかりしていましたけど、久々に単気筒の小さいエンジンをOHしています。
数年前までは郵便局の配達のバイクを整備していたので、このようなエンジンは一年に何機も分解組立を繰り返していましたので、実は得意分野なわけでして、わりと楽しんで作業をさせてもらっております。
それにしても一年中店の中に分解されたエンジンがごろごろしているショップですね。
最近はウッドストックのショップは自分がエンジン屋さんで、おざおざは工場で金属加工屋さんになっていて、別々の会社のようになっています。