エンジンOHの数々
現在分解しているエンジンのバルブの一部です。
これだけの数を手作業でバルブシートの修正するのは骨が折れそうですね。
しかし、数十年前の古いオートバイから最新型まで、同時に分解して各々のパーツを見比べてみると、時の流れ、技術の進歩を感じてしまいます。
同じ4気筒16バルブなのに下の画像のようにまったく大きさが違っていまして、そのくせ燃焼室は反比例して現在の方が小さくなっています。
高圧縮になってパワーは上がったかもしれませんけど、パーツの寿命は短くなっているものもありますし、このあたりは決して何から何まですべてが進化とは言えるものではないかもしれませんね。
こちらはバルブのない旧車です。
相変わらず、治らない症状のオートバイを抱えているわけでして…
いつもなんらかの問題児を治療している感じで、なかなか仕事が予定どうりには進みませんけど、頑張ってやっていますので、温かく見守ってくださいませ。
今年はもう少しスピーディーにこなせるように努力しますね。