課題が絶えないんです
相変わらずの光景ですけど、エンジンは車種を問わずオーバーホールやチューニングで入庫しておりまして、狭いウッドストック店内はいつも分解されたエンジンのパーツで満載状態になっています。
やっとZ650のエンジンができましたので、これからZ1の組み立てなわけですが、このエンジンは他のショップさんで分解されたものなので、なぜかの欠品などで、なかなか思うように作業が進まなくて、慣れたZエンジンなのに時間がかかりまくっております。
やっぱり自分で分解して、パーツを洗浄、整理しながら組みやすくできないといけません。
岡山国際の全日本も近いのでレーサーのエンジンもメンテナンスしないといけませんし、お盆休み後は多少落ち着いて作業ができるかなと期待していましたけど、まったくそのようなことはなく、次々とこなしていかないと平穏は訪れそうにありませんね。
そしてウッドストックの前に立ちはだかるのが、数々の難題を抱えたオートバイの存在。
下の画像もその一台。 当時はレーサーレプリカだったZX-4をアップハンドル化したいというもの。
簡単そうですけど、ハンドルの切れ角を少々減らしてもマスターシリンダがカウルに干渉してうまくできそうにありません。
マシンを眺めながら、どうしようかと思案していたら、もうずいぶんとお預かりしたままになっていました。
うーん、悩ましい…
こちらも問題児のGPZ900R
先日ご紹介したスイングアームピボット部分を大きく加工した車両で、足回りは大変良くなり喜んでいただいておりますけど、オーナー様が楽しみにしていた北海道ツーリングを無事に終わってから、新たな問題が…
これから原因を追及して対策しないといけません。
小さな病院なのに、ふつうの風邪を治すこともあれば、ふつうでは出来ないような難しい手術をしているようなショップですので、いろんな症状に出くわしてしまいます。
その都度、ノウハウが蓄えられるのはありがたいですけど、克服するにはかなりの時間とエネルギーが必要になりますね。
今日も何かを克服しないとご飯が食べれませんので頑張らないといけませんね。