GSX-R1000K5セッティング

GSX-R1000のK5です。


新たに乗り換えした中古車両を岡山国際サーキットのモトレボに参戦するために足回りをモディファイします。


このモデルは過去いろいろと試行錯誤していたものですが、逆にデータがあり過ぎて、どのタイプのセッティングがマッチするかと悩みました。


もうすでに良いパーツが組み込まれていましたので、使うべきか、変更するべきか…


しかも、下の画像のようなセッティングパーツも持ち込まれていましたし…


悩んだらすぐにもっと詳しい皆様に聞いてしまう悪い癖を利用して、実際にウッドストックでこのモデルでレースしている岸本選手やGSX-Rマイスターのテイクアップの田村タケピーに速攻で電話攻撃して教えてもらいました。



いろいろ試したけど、やっぱりこの組み合わせが一番無難ですよねー、というパターンで決まり。


コストも比較的かからないし、実績ある仕様ですので、スズキでレースしている人からみたら、何の驚きもないかもしれませんけど、無難が良いかと…



リンクはノーマルに戻して、リンクロッドはかなり延ばしたものを製作して、使用するリンクの位置(角度)を変えます。




リンクロッドを延長すると大きく車高が下がりますので、それを補うためにリアサスペンションの車高調整ブラケットを延長したものを製作しなければいけません。


今回はオーリンズのリアサスでしたので、下の画像のように作り変えました。


この仕様にしますと、そのままのスプリングでは柔らかく動きすぎますので、スプリングレートも変更します。


フロントも突き出し量を変更して、ライダーにやさしい、程良いキャスターにしまして、この車両に慣れるまではまったりした動きになるようにしてみました。


またタイムが上がってきたら調整する必要はあるとは思いますけど、初期仕様としてはよろしいのではないでしょうか?


あとはライダーに頑張ってもらいましょう。







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