BMW RnineT Racer スリップオンマフラー

スリップオンマフラーの製作です。

BMWのRnineT Racer 用のサイレンサーとテールパイプを作りました。

Ninja H2で製作しましたサイレンサー、入口と出口とステーはみんな削り出しというかなり凝った造りの逸品を今回はBMW用ということで、作ってみましょう。 と、なったのはいいのだけれど、H2用は右出しで今回のは左出し、この違いだけで、いろいろと大変なことになるとは…

しかもやる度に修正を加えているので、完成度が高まるのはいいのだけど、だんだんと効率が良くなるどころか、綺麗にしたいという欲望が先行して、だんだんと細かく丁寧になっていくので、製作にかかる時間は長くなる一方です。

こんなだからNinja H2の件にしても、一体いつになったら販売するのかというお問い合わせはあるのですけど、まだやらないといけないことがあって… という理由で先送りになって数年。 それでも “日本一のNinja H2乗り” のGarage414の光元選手がH2レーサーで使ってくれているので、しっかりと目立ってくれていまして、必然的に 「これ売ってないの?」 ということになり、やっと重い腰を上げようかなと、思っていたところ、今回のRnieTの製作で2車種のラインナップとなるぞ! と思っていたら、今度はZ900RSでも製作の依頼がありまして、近いうちにまずは汎用のサイレンサーとしての販売から始めようかな、と考えております。 とは言え、この筒は作るのにめちゃくちゃ時間がかかりますし、他にもたくさん作らないといけないものもありますので、いつもどおりとても時間がかかってしまうところで、ラインナップに加えるかどうしようか悩んでいる次第です。

サイレンサー側はスプリングのフックまで削り出しているところが“おバカさん”ですね。

とまあ、自慢げに言ってはいますが、ウッドストックの担当はアルミの削りの部分だけで、チタンのサイレンサーの外筒、内側のパンチングピングパイプまわりの製作、組立まで、ほとんどの部分はガレージスパイラルの中井さんがやってくれています。 どころか、Ninja H2での信じられないほどの排圧問題や音量の対策などなどのアイデア、図面を描いてくれたのもガレージスパイラルさんでして、ウッドストックはそれに従って作っているだけですので、安心して頼りっきりになっている感じなのです。

テールパイプもスパイラルさんにお願いして治具まで作ってもらっています。

バックに隠れているのサイレンサーステーは 「別にここまでしなくても…」 というくらいのビジュアルですね。

このようなパーツはうちの得意分野ですので、しっかりとやらせていただいております。

このステーも最初おざおざが作ったものはどうにも野暮ったくなってしまい、ダメ出しして作り直し。

車体とのオフセット量が多く、作るのには苦労しました。

車体に装着するとこんな感じ。

グラマラスなデザインがマシンにマッチして程良い迫力が出ているような見栄えになりました。

ステップはもちろんカッコいいウッドストック製です。

あんなに苦労したステーがちょっぴりしか見えなくなってしまいましたね。

とにかくようやく完成といったところでして、ひとつのパーツを作るのにこんなに時間をかけたらダメなのは解ってはいるのに、ついついもっと良くならないかと考えてしまうのはいけない性分ですね。

これからはもっと手抜きができるように心がけます(笑)



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