3月22,23,24日に開催されます東京モーターサイクルショーにウッドストックが出展します。
ただ、商品を陳列するだけでは面白くないので、Z900RSとKATANAをウッドストック、そして、協力してくださっている腕利きの職人さんの手で作り上げたマシンを展示することとなりました。
もう明後日には出発するというのに、ようやく全部くみ上げることができましたので、少しだけ自慢させてくださいませ。
両車種ともにノーマルからは全く異なったルックスになり、Z900RSは超高価なレーシングパーツと超手間暇かけたウッドストックのワンオフパーツとで、手が入っていないところはないくらいのカスタムマシンになっており、KATANAは高価なカスタムパーツは使っていないのですが、自分だったらこんなデザインのカタナに乗りたいという思いをウッドストックなりに形にした仕様にしてみました。
Z900RSは何と言ってもマフラーですね。
テールカウルの後端部から排気させています。
しかも、このサイレンサーは従来のものとは違い、とんでもなく重ーいアルミの材料から削り出しているという、かなりおバカなえげつない仕様となっております(大汗)
そのサイレンサーにぴったりと合うよう形状になっているテールカウルは発砲ウレタンを膨らますところから始まり、カッコよくなーれと呪文を唱えながら少しづつ削って形をゼロから考えて、最終的にはドライカーボンで成形して作った逸品です(中汗)
あと、締め切りぎりぎりまで作っていたのがこちら、フレーム前方からエンジンを吊り下げているエンジンハンガーをビレットで作って、更にはサイドフレーム、アンダーフレームまで全部をアルミの削りで製作しました(小汗)
というような目立つパーツの製作も大変ではあるのですけど、フレームの加工、電装部品などの細かいパーツの取付けステー類など、数えたらきりがないくらい、あらゆる部品を作って装着しています。
そして、KATANAはと言いますと、このスタイリッシュな下(後)半身ですね。
シートレールから後ろの部品はほぼ取り払って、シートレールからワンオフで作り付けていきました。
シートカウル、テールランプは流用ですけど、それ以外の電装部品のステーやバッテリーケース、ライセンスプレートブラケットなどなど、たくさんのパーツを作りまくっています。
今回の展示スペースでお隣さんのKOODさんとご一緒することになったのですけど、このKATANAにはKOOD製のフロントアクスルシャフト、ピボットシャフト、リアアクスルシャフトが装備されており、フロントとリアのアクスルシャフトには耐久レースにもつかわれているワークススペックのシャフトになっております。
Z900RSにもWoodstock/KOODブランドのフロント、ピボット、リアのシャフトを装備していますので、ビッグサイトにお越しの際にはウッドストックブース、KOODブースで車両に装着している状態のシャフトを是非ともご覧になってくださいませ。
ウッドストックメンバーはみんな田舎育ちにつき、会場では恥ずかしくてもじもじしているかもしれませんが、何卒お手柔らかによろしくお願い致します。