変なとこからOILもれてるし
この写真はレースで使用しているGSX-R1000(K5)です。
画像では分かりにくいのですが、右側のインナーチューブとアクスルホルダーの接合部からOILが漏れてしまいました。
こんなところからOILが漏れるなんて…
しかもレース当日に
一度分解して、直してみようと思ったのですが、アクスルホルダー側の勘合が緩くなっていると、一時期だけ漏れが止まってもまた再発する可能性があるので、新品(左側)に交換することにしました。
最近のスーパースポーツ車は、性能や軽さばかりを追求して耐久性などを少しおろそかにしているような気がするのですが…どうなのでしょか
フォークを車体に取り付けるとこんな感じです。
キャスター角を1°寝かせる部品を製作し取り付けています。
更に、フォークを寝かせるために下に10㎜オフセットできるトップブリッジも作りました。
それでもまだフォーク長が足りないので、写真のようにフォークをトップブリッジの中にめり込ましています。
左右のスプリングも違うバネレートのものが入っていますし、レースの世界はストリートではあまりやらないことが、あたりまえのようになっています。
高価なスペシャルパーツじゃなくても、足回りの数字を変えてあげるだけで全然別物になるし、
高いパーツが付いていても、ちゃんと調整していないとまったく機能していないことが多々あります。
特に足回りは乗り手で感じ方が違うので難しいですね。
このK5はノーマルでがんばっている良い例だと思うので、またご紹介しようかなとおもっております。