エンジンが今日完成予定だったのにさ
今日はGSX1400にヨシムラのST-1ハイカムシャフトを組み込み、バルブタイミングを調整しようと思ってクランクシャフトに分度器まで着けたまではよかったのですが…
ダイヤルゲージを工場に置いたままになってるし
…
店から工場までは往復すると結構時間がかかるので、あきらめて明日作業することにしました。
がっくり
ちょうどこのバイクのオーナーさたのにがっかりして帰られました。 ごめんなさいです
取りあえずはバルタイをとる前にバルブクリアランス調整は完了していたので少しづつは前進しています。
下の写真はバルブクリアランスを調整するために必要なタペットシムです。
めちゃくちゃあります。 売るほどあります。
シムやらキャブのジェットやら長年買いまくっているので、気が付いたら物凄い数になっていることに驚いてしまいます。
シムには直径が違うものが何種類もあるので、その種類ごとにそれぞれ厚さの違うシムを数個ずつ揃えていくと相当な数になってしまうのです。
写真のものはその内の1種類のシムで、一番小さな径のものです。
最近のレプリカなどはほとんどこれを使っています。
時代の流れとともにバルブのステム径が小さくなりシムもだんだん小さく軽量になっているのですね。
Zなどのシムは厚さの設定は倍くらいで、直径は何倍も大きいものを使っています。
エンジンの回転数が倍近く違うのだから仕方ないか…
あと驚くのはこのシムひとつが何百円もします。
このひとつひとつが500円玉だと思って見てくださいな
写真に写っているのだけでも一体何万円、何十万円使ってしまっているのでしょうか?
Z1、Z2、Z1R、Z1000Mk2、などなど用の削り出しのポイントカバー!!
通常販売しているのはクリアアルマイトなのですが、今回、ご来店していただいたお客様の依頼でブラックアルマイトにしてみました。
非常にかっこよい仕上がりになったので見てみてください。
ラインナップにブラックも加えようかな?
ちょっとお高いですが(3次元加工してかなり時間かけて作っていますので許してね)26,250円(税込み)で販売してま~す? おひとついかがでしょうか?