タイヤについてです
最近のハイグリップラジアルタイヤは非常に高価なものになりましたね。
しかも寿命がとても短いし…
オイル交換時期よりもタイヤ交換の方がサイクルが早い人もいるくらい。
これってどうなのでしょうか???
上の写真は高価なハイグリップタイヤ様
下の写真は割と安価なバイアスタイヤさん
確かにハイグリップとして売られているタイヤは価格的にも見た目的にも安心感はありそうですね。(雨の日は公道可として売っていいのかというくらい溝がないけど)
構造やコンパウンドはまったく異なるもので、今のスーパースポーツバイクにはなくてはならないタイヤであることには違いないのですが…
グリップすると安心してコーナーリングができます。
もちろんタイヤの表面の摩擦は必要なのですけど、タイヤ様(ここではタイヤの表面のみ)にすべてを託しているような走り方をしているからコンパウンドの柔かいタイヤでないと安心させてもらえないのだと思います。
グリップはしてもらうのではなく、グリップさせるです。
ブレーキやバンキング、アクセルコントロールでグリップ力を増大させることができると、フロントフォークやリアサスの力でタイヤを押し付けることができて、初めて自らの技量でタイヤをグリップさせることができるようになります。
これができないのに、ただハイグリップタイヤの表面に頼っていると、タイヤを押し付けていないので表面がすぐにズルズルに変な溶け方をしてしまいます。(ズルズルになっているので頑張って攻めていると勘違いしていることが多いですが)
ブレーキやアクセルワークでグリップ力をコントロールしている走り方だと限界が判り易いので、いきなりグリップを失って転倒するという確立は低いのですけど、表面に頼っている走りだとサスでタイヤを押し付けていないので、唐突に滑ってしまって転倒してしまうリスクが高くなります。
ということはグリップさせるという走り方ができてしまうと安い普通のタイヤでもしっかりグリップできるし、 表面に頼る走り方だとタイヤ本来の性能の数分の一程度しか使い切れていないので、結果としてどちらが安全に速く走れるのか、という疑問が生じてきますよね。
ライダーとしても上手に乗りこなす作業をしないといけないし、足周りをセットアップして、より上手にブレーキングして、上手にバンキングして、上手に立ち上がって、という足を作る作業をすれば、もっと楽しく、安全に、速く走れるようになります。
このような走り方を練習すると、きっと車高やサスが気になるようになってきます。
そ こ で ウッドストックじゃないですか?
頼りになりますよ。
ご相談お待ちしております。
足周り得意ですよ。