フォークオフセット可変ステム
可変オフセット仕様のステアリングステムです。
大きく開けられたセンターの穴の中にオフセットが変更できるカラーを製作して組んだ画像です。
この中にステムシャフトを挿入してサイドからボルトで固定します。
フォークオフセットを変えるということは、オートバイの操安に大きな変化をもたらすトレール量を変更することになり、足まわりの多くの部品を交換してしまう大がかりなカスタムをするときにはとても有効的な手段だとおもいます。
下の画像はオフセットカラーをわざと逆に組んでみたところですが、オフセットが物凄く変わってしまうのがおわかりでしょうか?
今回はオーナー様のオーダーでオフセット4mmのカラーを作って40mmと32mmが試せるようなステムを作りました。
オフセット2mmのカラーに作り換えれば、38mmと34mmのフォークオフセットになり、オフセットしていないセンターに穴が開いたカラーにすると36mmのフォークオフセットのステムになるわけです。
"ここまでいらないのでは?" と言われればそれまでなのですけど、まあそこはカスタムですので、そんな機能がある部品を装着しているんだぞ! という満足感もいいのではないかと思いますよ。
同じ車両のスイングアームはスタビ補強をしてから、ブラックアルマイト処理をしてかなりカッコよくなりました。
ホイールはメッキでピカピカなので、他の足回りパーツはブラックで締めてみましたが、なかなか良いですよ。
現在、シックスシューターでカスタムペイントしている外装がどのように塗られてくるのか楽しみです。