リアサススプリング
リア周りをすべて作り変えたZ400GP
リアサスの動きが少し柔らかすぎるということでスプリングレートの高いものに変更しました。
サスペンション自体は前から使っていたホワイトパワーのZ400GP用でレートは80Nでプリロードは20ミリでした。
ホワイトパワーの85Nか90Nを買ってしまえばいいのですけど、最終的にもっとほかのレートになると高くつきもったいないので、
ウッドストックにたまたまあったスプリングがSHOWAの90N、オーリンズの95N、105N、などなどありましたので、
まずはその辺のスプリングが使えるようにスペーサを製作して組んでみようということに…
それでいいのが見つかったら購入してもらえばいいかなと。
ということでSHOWAの90Nに合うスペーサ上下を作って組んでみました。
レートを2ランク上げたのでプリロードは少し落として17ミリで組んで走ってみました。
かなり腰が出て奥の動きは無駄がなくなっていい感じに変わりました。
ただ、1Gの沈み込みが大きかったので、プリロードを追加して20ミリに設定しなおしです。
これでかなりバランスが良くなりましたね。
ずいぶん大雑把なセットですが、大きく改造したことを思えば、まずは大きくセットを振ってから、細かく調整すればいいのではと思います。
スプリングのすぐ上にあるアルミの丸いのがスペーサです。
ホワイトパワーのサスペンションにSHOWAの赤いバネの雰囲気がスペシャルっぽくていいかも?
下側にもスペーサが入っています。
ダンパーはほぼマックスまで締め込んでいます。
これ以上硬いスプリングにすると中の減衰を変えないと対応できないかもしれませんね。
先日に喜久川選手とセットアップしたGSX-R1000K7の村上選手ですが、本日、岡山国際サーキットにてテストをしており、リアサスのスプリングを次々変えては走りを確認しています。
アフターパーツとしてサスを交換する人は多いのですが、スプリングまで交換する方はあまり見受けられないのが現状です。
しかしサスの動きはかなりのボリュームでスプリングが支配していると考えられるので、実際に高価なものを所有している方もこの辺を意識して走ってみてはいかがでしょうか?