GSX-R600エンジン
GSX-R600のエンジン
非常にコンパクトなエンジンです。
トランスミッションの配置も前後のエンジン長を詰めるように設計されており、一時期のスーパースポーツよりもフレームの設計の自由度が増しているように思います。
逆にエンジンの大きさが小さく設計しないといけないエンジン屋さんはさぞかし大変な苦労があるとのでしょうね。
速攻で分解して
そして、それぞれのパーツをチェックしながら洗浄しました。
この寒い時期の洗浄は洗浄液で手がやられてボロボロになります。
あかぎれで痛いのを我慢しながら全部綺麗になりました。
レーサーなのに燃焼室や排気ポートは真っ黒で洗いごたえ満々でしたよ。
しかもクランクケースの合わせのM8のボルトが緩めるときに折れてしまいました。
いまどきのバイクなのに…
Zじゃあるまいし…
Zで折れなれているけど、いつもと違ってボルトが折れる心配しないでスピーディーに作業できると思っていたので少しショックでしゅ。
バルブまわりは全部交換ですね。
これから新品部品を注文して、バルブシートカット、すり合わせです。
ST600なのでいわゆる加工はできませんが、レギュレーションに違反しない程度にファインチューンしちゃいます。