削りだしパーツ製作
Zのカスタムの続き
ホイールはゲイルスピードの18インチのゴールドです。
このゴールドはあまり派手ではないので、Zにも似合うカラーですね。
リアのブレーキディスクはノーマルは外径も大きく、厚みもありすぎて、重いので、今時のスーパースポーツのノーマルをチョイスしました。
ホイールとディスクを繋ぐアダプタはアルミを削りだして製作しています。
内側のM10でとめてある4本のボルトがノーマルのディスクの取り付けです。
ディスクアダプタはかなり軽量に作ってありますので、この小さいディスクをセットでも随分と軽くなりました。
フロントのブレーキディスクはサンスターの320mmです。
ゴールドのホイールにブラックのインナーディスクも似合っていますでしょ?
変わって、こちらはZX-10Rのリアサスリンク
手前がノーマルで、奥側のが今回製作しました、スペッシャルリンクです。
いつもと違って、データをいただき作っています。
来週末に開催されます、鈴鹿300キロレースでテストする予定ということで、急いで作成したものです。
急がせたのは僕で、急がされたのはおざおざですが…
ともあれ、お疲れ様でございます。
真横から見ると、たいしたことないのですが、かなりの分厚い材料から削りだしており、加工もそれなりに時間がかかります。
ベアリングを圧入する穴はボーリングバーで加工していますので、精度はばっちり出ています。(出ているはずです) (出ていてほしいです) (出ていればラッキーです)
レースにおいてはこの部品は非常に重要なものでして、サスペンション以上に足の動きを変えてしまうパーツです。
ですので、時間をかけて作った部品も、一度の走行で、ダメだしされると2度と使用されることがないこともあり、逆に当たりが出るとタイムが一気に(鈴鹿だと1秒、2秒も変わることがあります)上がる部品でもありますので、各チームのこだわる部分でもあるパーツなのです。
当たりが出たら、製作に関わらせていただいて嬉しいのですが、どうなるでしょうね。
楽しみです。(頑張ってね)