エンジンOH
鈴鹿8耐が近いということもあり、このところレース車両ネタが多かったですね。
確かに製作、加工作業に関しては、レース関係の作り物がありましたが、
しっかり、いつものカスタム、整備作業もこなしておりますので…
下の画像はZ1000のエンジンOH
ミッションギアは傷んでいたギアを3枚交換しました。
カワサキ部品がほとんど廃番になっているので、程度の良い中古に頼らないといけないのが困りますね。
シリンダボーリング、シリンダヘッド面研磨、バルブシートカット、バルブすり合わせ、ピストンの面取り、ヘッドの加工(ハイカムで干渉する部分)等々の加工を完了してから組み始めました。
Zのエンジンですが、いつもオイル漏れの心配がありますので、エンジンを組む際に、いちいちガスケットの両面に液体ガスケットを塗りながら組み付けていくので、思いのほか時間がかかります。
今回はハイカムを組むので、バルブタイミングの調整をしました。
このブログでは良く見る光景ですよね。
ヨシムラさんのハイカムですが、表面処理が変わったのですね。(プロなんだから知ってろ!!って感じですよね。案外と情報に疎いのでありまする)
フリクションの少なそうな処理ですね。 JSBのレーサーで使っていたアクスルシャフトが同じような(たぶん同じだとおもいます)処理をしていましたけど、ホイール交換の際のアクスルの抜き差しがノーマルに比べて驚くほど軽いものでした。
エンジンパーツも細かい部品まで低フリクション処理していくとパワーの損失が少ないのでしょうね。
時間とお金がかかりますけど…