GSX-R600エンジンとZのカスタム
今シーズンが始まる前にエンジンのオーバーホールをしたGSX-R600です。
後半戦が始まる前に再度、腰上のオーバーホールをしました。
最近のシリンダヘッド(特にバルブ)はチタンバルブを採用していることもあり、まめにチェックしていないと、突然ブローをする危険がありまして、しかも、そのブローはほとんどが、バルブとピストンがぶつかってしまい、ヘッド、ピストン、シリンダ、コンロッドなどなど、ほとんど全ての部品が壊れてしまい、再起不能になるので、エンジン一機で戦うライダーにとってはシビアな管理が必要になります。
分解しながら、バルブクリアランスなどの寸法を取りながらばらします。
当然バルブまわりは新品に交換です。
バルブシートはレーサーなので、当たり幅や位置を確認しながら、慎重にカットします。
JSBでしたら面出し程度に面研するのですが、ST600ではレギュレーションで禁止されているので、綺麗にするだけです。
これでパワーが元に戻ってチャンピオン目指してもらいたいですね。
でも600のスズキは厳しいですね…
エンジン遅いもんね~
こちらは出来たてのZです。
ウッドスットックで製作したパーツをたくさん装着していただいています。
下の画像にありますように、バックステップ、キックシャフトカバー、エンジンハンガーブラケット
などなどです。
マフラーはブルドッグモーターサイクルさんのチタンマフラーですが、とても綺麗で作りも良く、なんといってもカッコ良くていいですね。
エンジンもOHしたので、早く試乗してキャブレターセッティングしたいのですけど、雨がやみません。
やまないどころか、今日のニュースでウッドストック工場に行く途中の県道が川の濁流にやられて、片側の車線がなくなっているではないですか。
明日からおざおざは出勤できるのでしょうか???