オーリンズリアサスGSX1300R

GSX1300R隼のリアサス

46オーリンズを使っていただいておりますが、動きが硬すぎてしっくりこないとのこと。

手押ししただけでも、確かに硬く感じられます。

オーナー様は体重50kg程度と軽量なので、プリロードは外部からの(油圧アジャスター)の調整では全部抜いた状態で使っていましたけど、そういう問題ではなさそうなので、スプリングレートを低いものに変更することにしました。

サーキット走行ならまだしも、ツーリングメインで使用するとなると、突き上げがきつくて気になるようです。

やっぱり重量級の欧米人が2人乗りでアウトバーンを200km~300kmで走ることを目的で設定しているのでしょうか?

実際に日本で使用する場合は街でトロトロ走る時間がかなり長く、道路の状態は良いわけで、ワインディングでは高速コーナーよりはかなりタイトなコーナーが連続するところが多い、などという条件を考えてみると、アフターマーケットのサスペンションが問題なくそのまま使える確立は厳密に言うと低いのではないでしょうか?

あくまでも“厳密に言うと”ということですのであしからずですが…

せっかく仕様変更が簡単にできる良いサスを購入したのですから、もう少し欲を出して味付けをしてあげると、もっと高級なサスに変身するのになーっていつも思います。

いわゆるフルアジャスト(プリロード、圧側、伸側のダンパー調整、最近だと高速低速のダンパー調整、車高調整)のサスを買うと無敵だと思ってしまうのですが、あれってですね、最後の微調整に使い勝手がいいだけで、基本がずれているとまったく役に立ちません。

特に、圧側の高速低速のダンパー、そういう名前がついているので、たいそうなことができそうに思えてしまいますが、レースでもその2つをきめ細かくすることはあまりない(自分だけ?)のに、ストリートだったらあんなのいらないと思います。

ということで、この隼は細かい外部の調整なんかやっている場合じゃないので、スプリングレートを大きく落とすことにしました。

これで少しはプリロード調整も使えるようになるはずなので、その後の使い勝手が良くなるはずです。

いろんなアジャスト機能を使えるようにするためにも、基本のスプリングの設定、車高の設定はしっかりする必要があるのではないでしょうか?


woodstockのブログ



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