オーリンズリアサス
GSX1300R隼用オーリンズリアサスの続き
動きが硬すぎるということで、140Nから120Nに変更です。
バネレートが20N違うと、やり過ぎなのでは? と思われるかもしれませんけど、例えば90Nから70Nへ変更というと、さすがに行き過ぎですよね。
もとのレートからの割合で考えると、140Nから20N落とす場合と、90Nから20N落とす場合とでは随分違うことになります。
今回の場合はもともとのオーリンズの設定自体が硬いと感じていたのにプラスして、オーナー様の体重が50kgと非常に軽量であることから、これくらいはレートを変化してもいいだろうということで決定しました。
油圧プリロード調整が一番抜いている状態でも14~15mmもプリロードがかかっていましたので、少しでも抜けるようにと油圧部品のストッパーのアジャストナットを一番上まで緩めておきました。
このスプリングは180mm設定のものなのですが、これを170mmや160mmのスプリングに変更して、もっとプリロードが低く設定できるようにするのも良かったかもしれませんね。
その場合は先程のアジャストナットの位置をもっと締めこんで程良くプリロードを上下することができるように調整しないといけませんが。
それにしてもメーカーの設定基準がわからないことが多々ありますので、高価なパーツはいいと思いこまないで、いろいろ感じながら走行してみては、と思います。