続、続パーツ製作
8耐までのレース用のパーツ製作シリーズはそろそろ完了してきました。
下の画像にありますスイングアームのチェーン引きは今年一体何台分作ったんだろう?
っていうくらい作らせてもらいました。
このパーツは完成形の見た目よりも加工するのが結構大変でして、特にリアのブレーキ側はキャリパーサポートとチェーン引きと車速センサーの取り出し部分をワンピースで設計すると、非常に大きな部材からの加工になり、いろんな方向から作業していかないといけないので、本当に時間がかかります。
こちらは上記の構成部品の一部のアクスルのナットです。
チェーン引きに埋め込んで、アクスル側をインパクトだけで脱着できるようにしてあります。
レース中にネジ部のトラブルがあるといけないので、スペアも製作しておきました。
それからこれも耐久レース仕様で特別に作りました、可倒式のステップペダルです。
レース中の転倒などでペダルの先端部分が折れて、シフトができなくなると走行不能になりますので、このようなパーツを作ってみました。
昨年の8耐ではウッドストックチームでも使いましたけど、数回の転倒に見事に耐えてくれましたので、今年は他のチームでも採用になりました。
もうこれくらいで、耐久パーツは作り納めだと安心していたところ…
なんとリアサスのリンクの製作依頼が…
だって、もうレースウイークの木曜の公式練習しかセットアップする時間がないのに、ここで新たに設計したリンクを投入するのは危険すぎるのでは…
しかも、実際に実績のあるデータをコピーするのならまだしも、今から設計とは…
しかも、その設計をするのは自分とおざおざなんて…
責任大き過ぎでしょ???
どうしましょう?