エンジンオーバーホール多数
この数日はまたまた真冬の寒さが帰ってきて、オートバイに乗るのも辛くなってきました。
それでもウッドストックではお客様のマシンの具合を確認するために毎日のように試乗しています。
この日も朝から立て続けに4台乗って気合いを入れましたよ。
ただし、自分が乗るということは基本的に調子がよろしくない状態のことがほとんどで、乗りながら不具合の原因が何なのかを考えながら走りますので、いろんな走り方をしないといけません。
あと問題なのは、いつも調子の悪いオートバイばかりに乗っているので、知らないうちに少々の不具合ならば、なんとか上手に悪い症状が出ないように乗れてしまうことでして、お客様が何か変なんだけどと言って自分が乗ってみると、全然普通なんだけど… ということもあります。
特にキャブレターのセッティングの時にはそうなることがありまして、やはり乗り方によってオートバイの反応が変わるのだということに気づかされます。
このBUELLのXBもやっかいな症状に悩まされているオートバイです。
長年この仕事をしていても、初めて出っくわす不思議な不具合がたまに出現して、長期にわたってお預かりしないといけなくなることが多くありますね。
こちらは普通の流れで作業が進みそうなCBR1000RR。
サーキット走行用のマシンですので、パワーアップは必須条件ではありますけど、やっぱり新しいオートバイは変なことが起こりそうにないので、ちょっとは気が楽ですね。
でも、それが普通なのに、ネジが折れないとか、ネジがなめるとかがないとありがたく思ってしまうようになってしまった自分はかなり旧車の洗礼に頭がやられていめすよね~
こちらはやっぱり旧車のZ750GPのエンジンです。
圧縮が低いということでシリンダヘッドのOHで分解しました。
今現在、ウッドストックではエンジンが降りているオートバイが多数あって、自分にプレッシャーをかけています。
着実に作業が進んでいますので、もうすこし完成までお待ちくださいね。