CB1300SFカスタム
大変ご無沙汰しておりました。
仕事は日々忙しくしていたのですけど、相変わらずの“はまる=どうしても、何やっても解決できない”作業が次々と発生し、精神をむしばまれていまして、そのような状態でこのブログを書いてしまいますと、ネガティブな発言しか出てきそうにないので、勝手に自粛していた次第であります。
そんな壊れていた自分に変わって、おざおざはしっかりと機械加工をして製品を作り出しております。
今回、ご紹介するのはCB1300SFにビトーR&DさんのマグタンJB4ホイール、ブレンボのTドライブ(って言うの? 忘れた…)ディスクを装着したストリートとレースを共用している車両です。
JB4ホイールはオーナー様の希望でレッドに変更(ホンダなのにヨシムラさんのレーサー仕様だなっ)
タイヤはピレリのディアブロスーパーコルサV2(おっ、レースで勝つ気の選択だなっ)
しかもディスクを固定するボルトはベータチタニウムさんのチタンボルトです。
回転物に軽量パーツを使うと本当に高価(おっと漢字の変換が間違った… でも違う意味で間違ってないですね)効果がありますので、ウッドストックでもかなりお勧めのパーツです。
ただ軽いだけじゃなく、形状もセンス良くカッコいいので自分も大好きですし、当然ですけど、ウッドストックが8耐に参戦したときにもこのチタンボルトをマシンに大量に使わせてもらっていました。
しかし… 予算の都合でディスクアダプタの固定ボルトはステンレスの普通のキャップボルトです。 この辺はおこずかいで少しずつチタンに変われば、いつかはマシンがとても軽くなっていますので、少しづつ。
リアのディスクボルトもベータチタニウムさんのチタンボルトです(オーナー、こだわりますね~)
リアのキャリパーブラケットは今回ワンオフで製作した力作です。
後ろから見ると材料の厚さ、縦横の大きさがおわかりになりますでしょうか?
表から見ると普通の大きさに見えるのにね?
見えないところまでこだわっていいもの作るところがウッドストックですね~(なんちゃって)
そして完成していつもの試乗に…
オートバイが軽いのはとても好印象なのだけど…
あまりにもフロントが神経質すぎてフラフラするし、しっかりブレーキが握れないからフロントフォークのストロークが使えない状態です。
おそらくキャスターが立ち過ぎているからだと思い、計測してみるととんでもない数値になっていました。
リアサスに長いエンドアイを使っているのと、今回の200サイズのタイヤでタイヤ半径が大きくなっていることで、後ろの車高が高くなりすぎてしまったようです。
まずはオーリンズのノーマルのエンドアイに戻してリアを下げて、フロントフォークの突き戻しでフロントを上げて様子を見ないといけませんね。
でもこの手のネイキッドマシンでサーキット走行すると、バンク角(エンジンカバーが路面とヒットする)がないので、やむを得ずベストの数値ではないのは承知でリアを上げることもありますので、難しい調整になってしまいうのは仕方ないです。
このパーツの組み合わせは気持ちよくサーキット走れそうですね~
上手になればさらに楽しく走れますよ~