900SSエンジンOH
DUCATIの900SSのエンジンです。
オーナーさんに組みながら写真撮ってブログに載せるね、なんて約束していましてけど、写真撮るの忘れてクランクケースを組んでしまいました。
ごめんね~
分解してからずいぶん時間が経過していたので、組み方忘れていたらどうしよう… なんて緊張しながら組み立てております。
ベアリングは全て打ち替えまして気持ち良くスムースに回転してくれるようになりました。
コンロッドはオーナーさんが以前から大事に保管していたチタンコンロッドです。
さすがにノーマルに比べると軽くて見た目もカッコいいですね?
でもエンジンパーツは組むと見えなくなるのが寂しいですね?
下の画像の奥のピストンはYZF-R1 (さらに奥にはGSX750Rのフロントフォークがありますね)
手前のバルブはZ1000MK2
まさにいろんなタイプのエンジンをやっておりまして、パーツを洗浄するだけでも一苦労です。
これを各パーツ群ごとに仕分けして保管していますので、店のなかはエンジンまみれになっていまして、昨日のように雨なんか降ってしまうと作業スペースがなくなります。
頑張ってたくさん仕上げてスペースが広く使えるようにしないといけませんね。
工場ではおざおざも頑張っております。
下の画像はレース用の可変オフセットタイプのステムです。
最近はレース用だけでなくストリートでも適正なハンドリングを獲得するために任意にオフセット量を決めてステムをワンオフすることが多くなっています。
せっかく高価なフロントフォークを使っていても、適正値ではないステムを流用している残念なカスタムマシンを多々見かけますので、是非、ステムはワンオフで製作して自然なハンドリングをテ手に入れましょう。