GSX-R1000シートレール製作
先日ご紹介しました、潰れた耐久タンクを見事に修復してくれました、テイクアップの田村選手が全日本選手権や鈴鹿8耐で使うGSX-R1000のシートレールをワンオフで製作しました。
工作機械で削りが終了したところです。
いつも作っているオートバイパーツの中では大きい方ですので、バイス2台で固定しています。
いろんな角度から加工していますので、結構なお時間がかかっています。
しかし、このような作業は加工する時間よりも、やはり各部分の測定にもの凄く時間がかかりますので、このようにプロトタイプが完了すれば、2つ目からは加工の時間だけですみますので、全然手間が違ってきます。
そうそう、それから今回のリクエストの最重要課題はカッコいいことでした。
こればかりは精度や剛性、強度などとは違って、センスの部分ですので、気に行ってもらえるかどうかとても心配なところですが、彼はやさしいので、自分にはカッコいいって言ってくれていますけど、本音のところはいかがなものなのでしょうね?
来月の鈴鹿2&4でこのシートレールが装着されたGSX-Rが活躍してくれたら嬉しいですね。
図面がなくて、現物を採寸しながら各部が機能するように作るのすっごい大変なんですよ~ しつこく言いますけど…
だから全部のパーツが間違いなくくっついたら、なんだか嬉しいものなのです。
地味に宣伝してます。