車検整備

フルノーマルのまま大事に長年乗りつづけているGPZ900Rです。


2年ごとに必ずウッドストックに車検整備にきていただいております。


カスタム色、レース色の強いウッドストックではありますが、昔から長年にわたり頼りにしてくださるお客様が多数いらっしゃいます。


それにしてもフルノーマルの900Rは珍しいですね?


これからブレーキ周りの整備に始まり、各部の点検整備をして、2年間快調に動くようにしたいと思います。



その一方ではエンジンのメンテナンス、パーツの製作等、連休後も変わらず忙しくしておりまして、当ブログも休みがちになっております。


ネタは豊富なので、もう少し苦手なパソコンに向かうように心掛けないといけませんね?


下の画像はZ400FXのシリンダヘッド。


生産中止のパーツを探すことに時間を費やしており、なかなか作業が進みません。

古い車種はこのようなことが多々起こるのが困ったものでして、そうなると程度の良い中古パーツを探すしかなくなってしまいます。


しかし、メカニックとしてはできるだけ新品パーツで組みたいものでして、今の旧車ブームはこれで良いのかと少々疑問に感じてしまうところであります。


特にエンジンはピストン、バルブなどのいわゆる消耗品を新品にしたところで、一番肝心のクランクケースやクランクシャフトは基本中古のまま使用せざる負えません。


オーバーホールをすると新車の時に蘇ると思われがちですけど、基本骨格は数十年のままとしたら新車のようになるわけがありません。


ですので、オーバーホール時には手に入るものはなるべく新品に交換してあげないと逆にもったいないのではないでしょうか?


下の画像のバルブもフェイス面を修正してはみましたけど、痛みが激しく、結果としては新品にしないとダメだと判断しました。





こちらのZはフレームまでバラバラに分解されて、フレーム補強やリアサスのレイダウンの加工中です。





そしてこちらの旧車。


毎回、何かしらの対策、調整を施しては試乗を繰り返しておりますが…


結果はこれ ↓↓↓


自分の常識が通用しないのか…


泣きそう…  


だから古いオートバイって…





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