ウッドストックのパーツの製作
ストリートではなかなか出会うことはないのですけど、サーキットに出向くとウッドストックで製作したパーツを装着していただいているお客様にお会いして、実際に使ってもらっているパーツに再開することがよくあります。
先日の岡山国際でも数台いらっしゃいました。
下の画像はファスター代表の小瀬さんのZX-10R。
この10R、基本的にはノーマルですけど、マフラーはウッドストックでも使わせてもらっているBEETさん。
っていうか、カワサキでレースするとなると他に選択する余地なしですよね?
で、ライディングステップは ジャジャーン! ウッドストック製を使ってもらっております~
他に選択の余地はあるのに、ありがたいことであります。
他にも、CBR1000RRやS1000RRのユーザーさんもお見受けしました。
製品として売っているものではなく、“ここの部品をこんなふうに作ってくれー” などという依頼で作るワンオフ物もレース用としてはたくさん製作していますので、サーキットに行くとそんな相談もよく承ります。
これはステップのペダルのみのワンオフ。
レバー比をいろいろ変えれるようにして作りました。
TAKE UPの田村選手のGSX-R1000用です。(おー、ブログ再開して2回続けて登場だー)
そしてシートレールも力作(柚木選手が作ったわけではありません)です。
ビレットなシートレールはかなりいかつくてカッコいいですね~
しかし、このような複雑な形の単品物、図面がもらえるわけでもなく、複数のパーツが問題なく取付くように採寸、設計するのが大変です。
これだとまずフレームに取付くこと。 そして燃料タンク、シートカウルなどなど。
図面あると1日で出来上がるところが1週間2週間かかります。 作業の待ち時間を入れると1ヶ月2カ月かかってしまいます。
ブログをお休みしていた数カ月、そういう流れでたくさんお待ちいただいていたお客様にはとてもご迷惑をかけ続けていたために、もうワンオフ製作や加工、また時間がかかりそうな作業(特に旧車)はお断りした方がよいのではないかと思い悩んでいました。
しかし、やっぱり自分たちを頼りにしていただくことは何よりありがたいことですし、これまで頑張ってきた結果であるとも思いますので、これからも地道に活動してまいりたいと思っております。 でもでも、いい仕事がしたいので、時間はくださいませね?