Ninja H2パーツ開発とCB1300エンジンチューニング
Ninja H2のステップキットの開発作業の続きです。
様々な問題をクリアするために図面を描いての確認作業…
続いては薄いアルミの材料を簡易的に加工してポジションの確認作業。
もちろん、どんな体格のライダーでも、ツーリング、サーキットなどのどんな走行条件でもばっちりですよ、というようなポジション設定は不可能ですけど、それでも可能な限りは一番バランスのとれた位置を探す作業には時間をかけております。
ちなみに今のところのデザインは上の画像でも下の画像のものでもありません。
もうちょっとカッコよくなる予定ですのでご期待くださいませ。
他を手を抜いているわけではないのですけど、H2ということでついつい意気込んでしまっており、いつも以上にこれで行くぞ! になるまでに時間を要してしまっています。
続いてはナンバーとウインカーのブラケットの製作。
ノーマルのナンバー周辺があまりにもH2の良い雰囲気を崩しているように思われますので、もっとすっきりとスポーティーなイメージになるように作り変えています。
ウインカーも小ぶりでおしゃれなものを採用してみます。
これぜったいカッコよくなりますよ!
先日のZX-10Rのエンジンはクロスミッションの組み込みとハイカムを組んで、バルブタイミングもしっかりとって、念のためにバルブとピストンのリセスも測定してしっかりと安全マージンを確保できた数値でしたのでヘッドカバーを閉めて完成です。
もうこの車両のこの作業は何回、いやいや何回なんてものではありません。
2011年だけでも二ケタはやりましたものね~
そして、10Rの次はCB1300SFのエンジンチューニング。
Garage414さんからのご依頼でして、Garage414オリジナルのハイカムシャフトを購入されたお客様から光元号と同じような内容のエンジンを、ということではるばる関東からウッドストックにやって来ました。
エンジンのチューニングパーツが無くて困っていたCB1300ユーザーさんが多かったので、このようなパーツがリリースされることはありがたいですね。
このエンジン、レース仕様ということですので、いろんなメニューが待っておりますので頑張らねば…
一度、シリンダまで分解して、ピストンヘッドをきれいに洗浄してから再度組みつけました。
シリンダの面研磨の量を確認するための測定です。
何事も予習が大事ですね。