GSX1100Sウィンカーステーとキャブレターセッティング
ワンオフのウインカーステーの製作です。
GSX1100S刀のお客様からヨシムラジャパンさんが作られたGSX1135Rのようなオイルクーラーの下側に配置したウインカーの取付け方法にしてほしいという要望から作りました。
シンプルな形状ですので、薄いアルミ板を切って90°に曲げると簡単にできるけど…
だからってねー、そんな時こそ燃えてしまう持病を持っているウッドストックなので、ちょこっと凝ってみました~
2ピースでメスネジの部分だけ厚みを持たせて、残りはしっかり削り取って階段状にしてあります。 まあ、いつものことですけど、組んだらほとんど見えないけど、分解した時にいい仕事してるねー、なんて言われると気持ちいいので余計な時間をかけて作業しています。
車体に着けるとこんな感じになりました。
ご期待どうりに裏側の加工はまったく見えません(泣)
曲げてると振動で折れたりするから、という理由でも無理矢理つけて納得しています。
このオイルクーラーの位置だったら刀だけじゃなくて、他の車種でもオイルクーラー装着車だったらネジピッチさえ合えば何にでも使えますので、汎用ステーとして商品化してもいいのかもしれませんね?
この刀はヨシムラさんのTMR-MJNキャブレターを使っており、今回スタンダードのTMRキャブレターもセッティングして比較してみようと思っています。 ルックスの面やFCRの高騰もあり、TMRやTMR-MJNの選択肢もより高くなってくるのではないかということから、ウッドストックでもしっかりと頑張っていこうと思っております。
と言った矢先からFCR、CRキャブレターのオーバーホールやセッティング、仕様変更、そして、トラブルシューティングなど、キャブレター関連で1~2週間に5台(GS750、ゼファー1100、GPZ900R、GPZ1100F、Z2)も入庫してきました。 プラスTMRのGSX1100Sというラインナップで、凄まじく排気ガス中毒になる勢いでキャブレター地獄が待ち受けています。
やはり元々はレース用のキャブレターですので、取扱いが難しいのか、いろんな諸問題が発生しますね。
長年やっているとキャブレターのセッティングパーツと消耗パーツが山ほど揃ってしまいました。
しかも出荷時に入っているジェットやニードルはセッティング次第で使わなくなることが多いので同じ番手のものがそれはそれは大量に溜まってきます。 どうみても一生かかっても使いきれそうもないのにもったいないですよね~