YZF-R1の生みの親がウッドストックに
2015年のロードレースの1000ccクラスはヤマハのYZF-R1のパフォーマンスの次元の高さに驚かされ続けたシーズンでした。 全日本のJSBクラスのチャンピオン、鈴鹿8耐のEWCの優勝、SSTクラス優勝と国内のタイトルをみんなかっさらってしまいました。
そのYZF-R1の車体を作った開発ライダーのトッキーがウッドストックに遊びに来てくれました~
スーパーマシンを開発しただけでなく、鈴鹿8耐のSSTクラスではあのレジェンドライダーの藤原儀彦選手とペアを組んで見事に優勝した時永真選手。 そんな凄い人ですから、もうトッキーなどど呼ぶとファンの皆様に怒られそうですね。
その時永選手とは90年代後半からウッドストックがZX-7RRでスーパーバイククラスに法雲選手と参戦していた時代からのライバルで、まだ全日本選手権では15位以内に入らないとポイントがもらえない時代に15位の1ポイントを争っていたプライベーター仲間でしたし、時永選手も法雲選手も同じ大分の出身ということもあり、長年仲良くお付き合いしていただいておりました。
今日、たまたまお預かりしていますYZF-R1のオーナーさんが来店された際に、これからR1でレースを目指すということから、偶然、時永選手の話をしていたところでして、まさかそのトッキーが同じ日に来るってわかってたら、まだウッドストックで待っていたはずだったのに…
この人来るときはいつも突然なのですよねー。
でもせっかくなので、そのエンジンの乗っかってないR1と一緒に写真をパチリさせてもらいました。
ついでにウッドストックのステップを大絶賛している風に指差してもらって、無理やり偽造写真も撮っちゃいました。
っていうかトッキー、ウッドステップ指差してって言ったのに、ブレーキオイルのカップを指差してるじゃんか~。
車体だけじゃなくエンジンもよくできてますね。 ひとつひとつのパーツが高価なレーシングキットパーツのような作りで、時代の流れを感じてしまいます。
さすがに他のメーカーも負けるわけにはいかないでしょうから、これから続々凄いマシンが出てきそうですね。 その一番手がZX-10Rですので、触りなれた旧型からどのように進化しているのか楽しみです。 スズキとホンダは来年になるのでしょうかね? ほんとにR1の出現で世代がひとつ変わったような感じです。 自分ももっと勉強しないと取り残されてしまいそうです。