GSX1100S刀カスタム

先日のカッコいいGS750に続いて、これまたカッコいいGSX1100S刀のカスタムです。

カタナと言えば私が20歳のころからの愛車で、とてもお世話になったワークスでカスタムして、その後、ウッドストックを開店してからはレース車両としてさんざんチューニングしまくったオートバイですので、このカタナが入庫してからは自分のバラバラになったカタナも組立てたいなと思わせるきっかけになってしまいました。

しかもこのカタナはお預かりした時点ではすでにめちゃくちゃカッコいいカスタム車両になっていましたのでウッドストックで作業する場所なんてないのでは? というくらいの完成度の高さになっていました。

それもそのはず、このカタナを製作されたのはかの有名なブライトロジックさん、まさに 「恐れ多くて、うちの出る幕ないじゃんかー」 というところからのスタートでしたが、車両を預かってじっくり見てみるとさらに仰天。 本当に隙がない素晴らしい仕事をされていて、これは燃料タンクを始め、その他の外装を取り外すとさらに驚きで、本当に目につかないところまでの処理に手抜かりがなく、自分たちが常に気を付けて作業していることのお手本になるような仕事がなされており、とても良い刺激を受けながらの作業ができました。

そんな完成されたマシンですので、ウッドストックの担当はパーツを変更した際のフィッティングなどの細かい部分でしたので、全体の雰囲気をなるべく崩さないように気を付けて仕事をさせていただきましたよ。

前後のキャリパーはブレンボからニッシンに変更。

リアのキャリパーサポートはワンオフで製作してブラックのアルマイトで渋めに仕上げたり、ヨシムラショーワフロントフォークのアウターチューブやそのほかのパーツも西村コーティングさんで多数ブラックにダイヤモンドコートを施してもらい、レッドのワンポイントを除いてはブラックとシルバーで統一してお洒落な大人なマシンに仕上がりました。 これはもちろん製作されたブライトロジックさんの素晴らしいセンスによるところが大きく、さらにはオーナー様も私もこんなカタナが好きというイメージが同じだったので、完成形の予想が付きやすく、楽しくやらせてもらえました。


あとは前後のウインカーステー、テールパープ、サイレンサーステー、フロントフォークスタビライザーなどの製作をして各パーツをフィッティング。




細かいパーツもマシンの完成度を下げることのないように、最大限の注意を注ぎながらの作業をしてこのようなカタナになりました。 ウッドストックが担当したのはほんの少しだけですが、それでも大御所と一緒に仕事ができたような気分で大好きなマシンになりました。

自分のカタナはいつかは走れる日が来るのかな???



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