GPZ900RエンジンOH

GPZ900Rのエンジンオーバーホール

分解してみるとクランクケースにダメージを受けていたためにケースを交換、あとはベアリング、メタル、バルブ、ピストンリングなどの消耗品を交換して再生しました。

ピストン、カムシャフト、シリンダヘッドの加工を施し、クロスミッションを装備、他の車種の流用はなしで、純粋な900R用のパーツでチューニングされたNinjaとしてはそこそこパワーが出ており、前回のブログでご紹介しましたZR-7のように何万キロも走りまくったエンジンではなかったのですけど、それでも各消耗品はそれなりの消耗具合でしたので、今回のOHではかなりリフレッシュできたのではないでしょうか。

いつもどうりに準備にはものすごく時間をかけていましたので、組み始めたらスイスイと組立てができます。

バルブクリアランスの調整が完了したら、お決まりのバルブタイミングもきちんと測定してパワー向上のためにというかトラブル回避のためにしっかりと調整します。

こちらはもう旧車と呼んでも(怒られるかな?)おかしくない年式のエンジンでしたけど、毎度の泣きたくなるような事件も起こらず平和に(でもないかな?)ヘッドカバーまで組付けできました。

あれだけ店内を占領していたエンジン部品もかなり片付いてきた代わりに身体はボロボロ…

深夜1時25分にウッドストックの外に出たときに熊本震源の地震に遭遇しながら帰宅し、テレビを見て地震の大きさに驚いて、深夜2時すぎにオートバイが心配になり再び自転車でウッドストックに行きました… 大丈夫そうでしたので、工場のおざおざに電話したらまだ仕事している状態… なんとか連休までふたりとも生きていたら嬉しい今日この頃です。 



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