インジェクション&キャブレター
数日お泊りしていましたRC213V-Sが帰っていきました… 見れた方は本当にラッキーでしたね。
これ以上ウッドストックに滞在すると、もっと中まで見てみたい、カウル取っちゃおうかなー、とかヘッドカバー外しちゃおうかなー、なんていう欲望が抑えきれなくなってはいけませんので、殺気を感じられたのかもしれませんね~(笑)
それにしても細かいところまで綺麗に作りこまれていて、ものづくりをしている人間にとっては2千万円以上していても割安なのではないかと思わせるくらいの仕上がりでした。
このような高価なマシンをウッドストックのお客さんが喜んでくれるならと、納車からそのままお預けしていただいたオーナー様のお気持ちには本当に感謝しております。 目の前で見れたお客様は皆さんとても喜んでくださいました。 壊れたら是非修理させてくださいね(下心満載ですが…)
FT ECUでECUの書き換えをしていましたYZF-R1もひとまず作業を終えて納車しました。
基本となるスロットルバルブの制限解除、速度リミッターの解除、排気デバイスの解除、ラジエターファンの回転温度設定の変更などなどに加えて、TPS開度と回転数ごとの燃調を合わせていく(これが大変です)ことで低速から高速まで全域にわたってトルクアップができ、実際に走行してみると、発進時からそれを実感することができました。 気になっていた低速でのギクシャク感もとても軽減されて、これがなければR1いいのになーと思っていたところがとても改善されまして、パワーもさることながら、扱いやすくなり街乗りでも乗りやすくなりました(こことても大事なところですね)
次はNinja H2でチャレンジしてみようかなと企んでいます。
そんな最先端のオートバイがありながら、キャブレターの作業依頼がたくさん入っているのもウッドストックらしいところでして、同調テスターやセッティングパーツ類はまだまだ活躍しそうですね。 それにしてもキャブの不調のまま乗っている方が多いこと…
あと以外と多いのが車検です。 積極的には車両を販売していない(お話があれば販売するときもありますよ)お店ですので、ウッドストック⇔車検の図式にはなりそうにないのですけど、長年車検にお持ちいただきお客様がたくさんいらっしゃいます。
このフルノーマルのGPZ900Rも長年にわたり2年ごとに車検で入庫してくださいます。 さすがに各部パーツが経年により不具合が発生することもありますが、細かいケアにより元気を維持できますので、カスタムもいいですけど、整備はしっかりとしましょうね。