カスタムとメンテナンス

作業が進行中のGSX1300R隼、持ってこられたアクラボビッチのでっかいサイレンサーの差し込み径が違っていましたのでスペーサを製作。

一見簡単そうなのだけど、パイプの内径、外径は楕円に変形していて寸法がわかりにくく、ガタガタなのもゆるゆるなのもいやなので、加工して差し込んでみてシュルっと気持ちよく出入りするようにするには少々時間がかかりました。



パイプのスペーサカラーを製作したらサイレンサーステーの製作。

あまりにもオフセットが大きかったので、削り出したプレートを曲げて対応しました。

ステム、ステップ、マフラーパーツとウッドストックの製作パーツが多数採用されており、スペシャル感満載です。

おざおざが工場でパーツ製作や加工を頑張ってくれている間、ショップの方では車検整備や各種修理、メンテナンス、インジェクション、キャブレターのセッティング、エンジンのメンテナンスが目白押し。 1台納車したと思ったら1台入庫してくる状況ですので、店内の車両の台数はいつもいっぱいで狭い店内にはお客様の居住スペースが全然ないので申し訳ない感じです。

上の画像は車検で入庫のGSX1100EF。 珍しいですね~

エンジンも相変わらずたくさん分解されています。

画像の旧車たちはオーバーホール時に分解してみると、いろいろ残念なトラブルを発見してしまい、パーツの入手や再生に時間がかかりそうな状況でした (>_<)

折れているボルトも取り出さないといけないし、なめたネジ穴も再生しないといけないし、クラックが入っているところを溶接で修復しないといけないし、通常の分解、洗浄、修正、組立の作業工程にかかる時間の何倍もトラブルシューティングに時間を要さないときちんとオーバーホールできません。 それでも出来上がったエンジンは消耗パーツ以外のパーツはみんな何十年も経過したものの集合体ですので、経年とともにパフォーマンスは落ちてきています。 新品の純正部品の入手が可能な間はなんとかだましだまし再生できるのでしょうけど、あくまでだましだましなのをご理解いただける方のみ作業をさせていただいています。



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