Z2、Z1000MK2エンジンOH
オーバーホールでお預かりしているZ2、Z1000MK2のエンジン。
今回も折れたネジの除去はもちろんのこと、 トルクか出ないネジ山の修正などなど、現代のオートバイのオーバーホールでは通常やることはない作業から手を付けてやっております。
シリンダヘッドはバルブガイドの入替え、シートカットなどはまだまだ普通なのですけど、アルゴン溶接機を駆使して修復しないといけないような不具合がありますので、オーバーホールというようりは… というような作業が続きそうです。
Z2、MK2ともクランクケースにも問題があり、こちらもアルゴン溶接での修正作業や各部測定して使用可能かどうかの確認が必要になりそうです。
このような測定器具がいつも活躍しています(ほんの一部だけど)
数字ばかりに頼ってもいけないかもしれないけど、そのおかげで安心して再使用できたり、規定値を外れたものは廃棄して新品に交換できたりしますので、やはりとても重要な作業になりますね。
それにしても旧車は完成までに時間がかかりますね~
また細かい作業についてはお知らせします。