パワーコマンダ5セッティング
パワーコマンダ5を使ってインジェクションのセッティングをしています。
アクラボビッチの大きなサイレンサーに交換したGSX1300R、空燃比を見てみると燃調が出ていないようでしたので、各開度で各々の測定をしながらマップを変更していきます。
こんな感じのグラフから濃い薄いを規定値に合わせるために各マス(回転数/スロットル開度)の数値を計算しながら書換えをしていくのですけど、ただブワーンと全開にするだけでしたら馬力の測定はできますけど、開度に合わせた空燃比のデータは取れませんので、数回に分けていろんな計測をしてみて正確なデータを揃えていかないといけません。(ちなみにこのグラフはこの隼のものではなく例としているだけですので、あしからずです)
なぜか同じ車種が集まるシリーズで隼が3台もありました~
こちらはBMW S1000RRのパワーコマンダ5のセッティング。
本体に不具合があったために良からぬ方向に調整が進んでいたためにダイノマンさんに相談したところ、いろいろと丁寧に教えていただきまして、無事に解決しました。 このS1000RRは調整前には低速、中速が随分と薄く、高速が逆に濃い状態だったのですけど、空燃比を合わせていくことでトルク、パワーとも向上して街乗りでも乗りやすくなりました。 先日のYZF-R1でもそうでしたけど、排ガスの問題からノーマルでは発進時から低速では薄くてギクシャクしてしまう傾向にありますので、この辺を調整してあげることで、ストリートでの乗り味は随分良くなると思います。
なぜか同じ車種が集まるシリーズ第2弾は車高が低いショベルです。 後ろのグリーンのマシンも隼ですね。
ショベルの1台は車検、1台はハンドルとサイレンサーの交換です。
いつも触っている国産だと信じられないような作りのトップブリッジとハンドルが溶接で繋がって一体になっているパーツです。 パーツの作り方もいろんな考え方があるものですね。
いつもオートバイを磨いてくれる頼りになる女子2人。 男子よりはきめ細かく気配りができるので、ありがたいですね。