フロントフォークOH
普通のメンテナンス作業です。
ウッドストックと言えば、削り出しのパーツの製作だったり、濃ーいカスタムだったり、何やら手間のかかりそうな修正だったりと、一般的な整備とはかけ離れたイメージがあるのかな?と思いますけど、車検やオイル交換、タイヤ交換などの基本的な整備も多々行われております。
この一か月はサスペンションのオーバーホールなどの作業が集中しまして、毎日のようにフロントフォークを分解したり、組付けたりしていました。
上の画像はCBR600RRのフロントフォークです。 オイル漏れが酷くなったとのことで入庫してきましたけど、インナーチューブには小さな錆が浮いており、なんとか再使用できるように修正して組付けました。 もちろんインナーチューブを新品にしたり、再メッキした方がいいに決まっているのだけど、予算の都合もありますので、そこは臨機応変に対応しないといけません。 ウッドストックの場合は「うちのやり方はこうだから」などというようなこだわりや押し付けはまったくなく、オーナー様の考え方やマシンの使い方に応じて柔軟に要望にお応えしています。
こちらはゼファー400のフロントフォークです。 ステムベアリングの交換やホイールの修正、ペイント、ホイールベアリング交換に合わせてのオーバーホール作業です。
さらにはスイングアームのベアリング交換もして、エンジン以外の可動部分をリフレッシュしてこれからも長年気持ちよく走れるようにメンテナンスします。
そして、こちらはTT250RのフロントフォークのOH。
旧車に最新型、外車にオフロード車、モンキーなどの小排気量車や自転車まで入庫していつも忙しくさせていただいております。
エンジンの始動性がよろしくないショベルもメンテナンス中です。 加速ポンプの吐出にバラつきがあるのを発見してキャブレターのパーツ交換をしました。 とは言え、あまりにもキックのヘタな私では始動性が良いのか悪いのか判断がつかないので、おざおざやヨッシーに助っ人を頼みながら細かい調整をしてだんだんと調子良くなってきました。(みんな朝に顔を合わせると、右のふくらはぎが痛いって言っているのがおかしいですね)
それにしても35℃~37℃の炎天下の下でのキックトレーニングはなかなかハードでしたが、みんなにバカにされながらも少しずつ超軽量級の自分でもキックで始動できるようになってきました。 あとはなかなか綺麗にならないマフラーのペイントを解決しないといけませんです。
13日から18日までちょっぴり長いお休みをいただきますが、再開しましたら全力で頑張ります。