コースレコード＋優勝×２
紆余曲折がありながらなんとかかんとかレースに参戦することができましたGarage414光元号。 遠い筑波まで練習に行ってはみたものの残念な理由でほとんど人間の慣らしだけしかできなかったり、残された時間がないので、それでは広島で少しでも走ろうとすると、思わぬ転倒で急遽別のH2を購入してそれを大急ぎでレーサーに作り変えたり、やっと形になったからと岡山国際に走行に行ってみると、なんだか前のマシンとは違う症状が出たり、その症状がいまいち何なのか解らないからということで、次の日には九州まで走ってオートポリスでテストしたりと、この人いろんな意味でどんだけ鉄人（変人）なんだと尊敬するような軽蔑するような気持ちで見守っていました。ウッドストック的にはほんとに行方を見守る程度であまりサポートができませんでしたけど、11月6日のテイストオブツクバの最強クラスのハーキュリーズで6位入賞を果たしました。 タイムも59秒の前半までいきましたので走行時間を考えると立派すぎる結果だと思います。 っていうかこのくらいまで出ているタイムで前回の走行とは別のフレーム、エンジンでレースにぶっつけで参戦するというのは本当に無謀なことですので、その中でのこの成績は凄いことなのだと思います。
しかも、筑波が終わった週の土曜日に光元選手から電話があり、「今、オートポリスなんですけど…」 「なんで先週筑波で、今オートポリスなの？」 「明日、レースなんですよ」 「バカじゃないの～、で、どしたん？」 「足回りのことで…」 というやりとりが…
広島からずーっと東でレースをした後に、広島からずーっと西でのレース、やっぱり変態でしたね。 オートポリスのONE&TWOフェスティバルのエキスパートクラスへの参戦、足回りの遠隔操作のおかげかどうかは解りませんけど、予選では見事にコースレコードのおまけつきでポールポジション、そして決勝では見事に優勝を飾りました。 パチパチ。
やっと苦労が報われましたね～ おめでとうございます～
ECUの書き換えもシャーシダイナモ、ストリート、サーキットで様々なマップをテストしてやってきました。 最初から考えるとかなり乗りやすさもパワーも向上してタイムアップに貢献した模様です。 全然、レースには関係ないですけど、パドック内とかピットロードとかのごく低速も扱いやすくなったようです。 もちろん街乗りの低速時も扱いやすいマップになりました。
バンク角対策で高くしたステップはタイムアップとともにまた路面に干渉し始めました。 きっとそうなると思っていましたが、これからはしっかりと足回りのセットアップをして深いバンク角なく曲るような調整をしたいところです。 足回りに関しては根本的な骨格の部分の改善も必要になるようなインプレが上がってきていますので、どこまでできるのか解りませんけど、いろいろ考察してみようと思っています。
タイムに対して一番の問題点はスーパーチャージャーが機能する瞬間のパワーの出方です。これをなだらかにすることは本当に難しいですね。 H2の一番の利点なのに… 人間の操作の部分が大きい２輪車だからこその難しさ、だからオートバイは面白いのだけど。
同じくこの日曜日に嬉しいお知らせが届きました。 岡山国際サーキットのモトレボリューションに参戦しているZX-10Rのライダーさんから、規制の入ったエンジンが遅くてストレスなので、ストレートでライバルに負けないパワーが欲しいとエンジンチューニングを依頼されてNewエンジンを投入したお客様が見事に優勝しました～ よかったよかった。
こちらもテストなしのぶっつけということでしたので、エンジン大丈夫かなー？と心配していましたけど、調子良く走ってくれたということで安心しました。
皆様のマシンに少しのウッドストックのエッセンスを加えることで、このようにお役に立てれること、こんなに嬉しいことはないですね。 もっと勉強してエッセンスの種類を増やしていかないといけませんね。
光元君買い足したH2の借金頑張って返済してね～（レースしていると脳が壊れるわ～）
レース
