Z1000MK2エンジンOH&ちょこっとレストア

エンジンの腰上のオーバーホールで入庫したZ1000MK2

せっかくいろいろ分解したついでということでフレーム、スイングアームの大物からバッテリーケースやその他の小物のプレート類まで結構な点数をペイントしました。

ぱっと見綺麗そうだったフレームは分解してみると損傷している箇所もあり、出来る限りの修復をしてからペイントをお願いします。

上下のステム、ハンドルクランプ、フロントフォークのアウターチューブもリペイントして綺麗に生まれ変わり、　もちろんベアリングは新品にして、フレームが単体の状態から組立てを始めました。

今回は腰上のOHということですので、組まれたままのクランクケースはエンジン台に乗せてケースの内部に剥がしたガスケットやスタッドボルト付近に意地悪く引っ付いている砂などが入らないようにこのような状態で作業をします。　ついでにご依頼のメニューにはないのですけど、普段には手の届きにくい場所まで綺麗に掃除しておきました。　オイルパン周りまで汚れなくなり、まるでフルオーバーホールしたかのようになりました（ちょっと言い過ぎかな？）

心配性ゆえ、念のため、念のためとやっていると、本来ならば回数を重ねてくると仕事が早くなってもいいはずなのに、同じ作業でもチェック項目が多くなったり、気にしなければいけないことが経験とともに増えてきてしまい、だんだん遅くなってきているのが現状で、仕事を重ねれば重ねるほど、どんどん収益を圧迫しているのが悩ましいところです。

それでも性格というものはなかなか変えれる訳ではありませんし、もっと上手くなりたいという欲望は抑えることはないでしょうから、これからもどんどん作業が遅くなっていくのかもしれませんね（ということはウッドストックの技術的な発展はあっても会社的な発展の見込みはなさそうですね～　残念…）　

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