CBR1000RRエンジンOH

CBR1000RRのエンジンオーバーホールです。

ストリート、サーキットと結構な距離を走っているエンジンのOH。 分解、洗浄しましたら、いつものように各部の測定作業をします。

シリンダはかなりの深い縦キズが入っていましたので、ホーニング程度で再使用が可能かどうかを内径を測定して基準値以内に入っているかをチェックします。

ウッドストックではこの作業の時は実際にエンジンが動いている状態に近づけてから計測した方がより状況を把握しやすいことから、クランクケースを規定トルクで締め付けてから測定するようにしています。 ここまでしなくてもいいのでしょうけど、そこはより深く知るためにもひと手間かけるようにしています。

測定は一応1/1000mm単位で測れるものでやっています。 これも1/100mmでいいのだけど、せっかく測定器持ってるし、こっちの方がカッコイイかもなんて理由で使っております。

こちらは測定した場所と数値を分かりやすく書いた用紙です。 ブログ用にこのようにしていますけど、本当は自分にしかわからないくらいザッ、ザッと書いています。

クランクシャフトやコンロッドなどなど、測定できるところは測定してから修正作業やチューニング作業、そしてパーツの発注をします。

シリンダヘッドも綺麗に汚れやカーボンを除去してバルブシートカットや面研作業に入ります。 いつも言っていますけど、やっぱり準備が大切ということですね~

少し暖かくなってきたから早く仕事進めないといけませんね。 頑張らないとなー



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