GSX1100Sカタナ ワンオフパーツ

このGSX1100Sカタナ、もう手を入れるところなんてないのではと思われるくらい完成しているマシンだけど、それでもこだわりのオーナーさんは細かいところまで手を抜くことなくウッドストックをイジメにやってきます。

今回のオーダーも別にこのままでいいじゃんかー、というような部位をワンオフで作る羽目になるような流れでのご依頼内容。

しかもワンオフとなるとウッドストックはそれなりに頑張ってカッコよくするだろうという皮算用で依頼してくるので、こちらは想像以上のものを作ってその上をいってやろうという、いつもながら採算なんて度外視の内容でやってしまうという、これはもしかしたらお客様の罠にはめられてるの? というような心配をしてしまうくらい、気付くとやり過ぎ感満載のパーツを作ってしまっているのが最近の悩みになっています(本当に仕事はあるけど、お金がないの…泣)

このボルトもそんなワンオフパーツのひとつ

シリンダヘッドのロッカーアームシャフトのカバーのボルトです。

どこかで売ってるだろうから交換しておいてね、というオーダーだったのに、いろいろ調べても良さそうなものが見当たらず、これだけカッコいいカタナに適当なものにするのも気が引けるし、だったら作っちゃう?

って、やっぱり罠じゃん、だめじゃん、またそんな儲からないことしたら…

で、作っちゃいました~  じゃじゃーん! ってバカ丸出しじゃんか…

ノーマルのボルトと作ったボルト

まあ確かに作ったものの方が色気がありますね~

実際にシリンダヘッドに取り付けるとこうなります。

うん、組んでみると全然雰囲気が変わりますね~

RC213V-Sがなんであのようなもの凄いオーラが出ているのかというと、このようなほんとに小さなところまでぬかりなく手が入っているところからくる雰囲気がマシン全体からびしびしと伝わってくるからなのでしょう。 その意味ではこのカタナもこうやって普通は見過ごすところまで手をかけてあげると伝わってくるオーラが変わってくるというもの。

その上のヨシムラさんのカバーやそれを留めているマイナスのネジがまたカッコいいですもんね?

隙間から見えるバッテリーケースのエロいこと

やっぱりオートバイは色気がないとダメだよねー

マフラーやサスやブレーキなどの目立つ主力パーツがブランドもので、どうだーって主張してるだけのマシンよりも、ちょこっとしたところに気配りが出来ているマシンの方が何倍もカッコいいですね~

普通の丸いオイルキャッチタンクもなんとんなくイイ感じでたたずんでいます。 裏側できちんとボルトで固定できました。

黒と銀と赤で完璧な色使い。

ちらっと見えるステムベアリングのアジャストナットや赤いトップナットもオシャレですね?

やっぱりカタナはカッコいいですね。

自分のカタナどうしよう? いつか復帰できるかな~???



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