レース用ステップバー開発

複雑な形状は3Dプリンタを使って確認しています。

実際にこのような形をしたパーツを工作機械を使用して加工するとなると、加工プログラムを製作して、治具を製作してなど、様々な段階を経ないと形を確認することはできませんでした。 しかも、この形状をうちの機械を加工するのは至難の業でして、そんな時にとても頼りになってくれるありがたい機械なのです。

先日からお伝えしていましたステップバーですが、画に描いたものがこのように積層されて形になってくれました。

図面ではこれで良いと思っていたデザインでしたが、実際に形になってみると、修正したい部分が多数あり… といいますか、基本的な外径まで変更しようという、根本的なところまで描き直しになる始末。 危ない、危ない。

多々このようなことになるので、やはり3Dプリンタ様があると助かるという結論に至るわけですね。 図面だけで、何百本も量産していたら取り返しがつかなくなるところでした…

こちらも一度採寸に大失敗して不完全なものを作ってしまい、とてもご迷惑をおかけしていたGSX-R1000R用のレーシングスタンドフックです。 

今回は構成を変更して3ピースで作ってみました。

スイングアーム側にはM8のネジ穴が一つしかないので、このようなスタンドフックを取付けて使えるようにするのが大変です。

裏側にはこのような回り止めになるボスを2個取り付けております。

車体色に合わせてブルーにアルマイトしました。

今度はきちんと取付いてくれますように(祈)



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