GSX-R125ステップ製作

GSX-R125用ライディングステップの製作です。


相変わらず原始的な開発の仕方のウッドストック。 いつもの紙ステップで位置や干渉の確認から開始です…
このGSX-R125のように、ストリートでもサーキットでも使えそうな車種の場合にはポジションの設定にかなり悩んでしまうのが常になっており、身長が160cmと170cmと180cmのスタッフ3人で、前や後ろ、上や下にと、いろんな位置でお試しして決定します。


125cc用だからあまり高価になると売れないよねーと、手抜き?バージョンを作ろうとしたものの、やっぱりポジションは可変の方が使い勝手がいいよねーと、他の車種と同じような仕様に落ち着いてしまいました。


外注ではなく、目の前に機械があるので、図面を描いたらすぐに試しに作ってみれるのがウッドストックの強いところ。
しかし、そんな恵まれた状況でもありがたいことに、ウッドストックブランドの製品が好評で、たくさんのオーダーをいただいていますので、新規の開発パーツは通常業務が終わった後の夜のクラブ活動的な時間帯にしないといけませんので、これがなかなかに大変です。


機械の加工中にはこのように新規の各パーツの図面を描いたり、加工のプログラムを組んだりと、休む暇もなく動きまわっていますし…


他の機械ではこちらのようにキットの構成部品を量産したりしています。 


はたまた3D的な形状が必要な加工があると、この5軸加工機でゴロンゴロンと回転させながら複雑な削りをしています。
オリジナルパーツの量産、新規開発、OEMの加工が次々とやってきますので、なかなかワンオフパーツの製作に時間を割くことが難しい状況が続いています。 今のところ、ワンオフパーツの製作に関しましては、長い納期に耐えきれる方しかお受けできませんので、くれぐれもご了承いただきたく、お願い申し上げます。


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